靱公園のバラが開花シーズンを迎えた。
靱公園の総面積は約9000平方メートル。東西に延びる敷地内では、約170品種3400株のバラが植えられている。
東園のバラ園は2004(平成16)年にリニューアル。バラの開花時期は春と秋の2回で、春は毎年5月上旬から6月中旬にかけて見頃が訪れる。園内ではバラのほか、ツツジやコデマリなどの春の花の開花が見られた。
公園を管理する大阪城公園事務所は「今年は桜の開花も10日ほど早かったので、バラのピークも早いと思われる。ゴールデンウイークの前半には満開を迎えるのでは」と予想する。
コロナ禍を受け、昨年のゴールデンウイーク前から停止していた噴水や小川も、10月1日には再開した。園内では犬の散歩をする近隣住民や、ケヤキ並木の木陰で昼の休憩を取る会社員などが、思い思いに爽やかな季節の訪れを楽しんでいた。