創作洋食ダイニング「Natul(ナチュル)~まるごとキッチン~」(大阪市西区江戸堀1、TEL 050-5848-2798)が3月26日、大阪・肥後橋にオープンして1年を迎える。
同店のコンセプトは「素材を丸ごと楽しめる料理」といい、野菜は有機・無農薬栽培のものが中心。牛肉は飼育に穀物飼料や抗生物質を使わない牧草牛で、調味料は全て有機JASマークが付いたものを使う。店舗面積は約20坪、席数は18席。
店は店内飲食だけでなく、弁当の販売にも力を入れる。オープン時から人気があるメニューは、玄米ご飯を使った「ナチュルプレート」(1,200円)といい、ランチ時はイートインもテークアウトも両方よく出るという。
店長の矢野秀信さんは1年を振り返り「リモートワークが増え客足は減ったが、一度来てもらったお客さまはたいていリピーターになってくれる」といい、「デリバリーも繰り返し注文してくれる人がいる」と胸を張る。
同店は5月末まで現在の場所で営業、以降は近くに移転する予定という。移転後は中食・内食の需要により注力すると明かす。現在、夜の営業は完全予約制にして、その間に商品開発をしているという。
矢野さんは「移転後は家で使える調味料や粉末のスープなどの販売も考えている。物件を探しているが、新しい店舗でもナチュルの味を楽しんでもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は11時~14時、17時~23時(現在夜は完全予約制、営業時間は時短要請に従う)。土曜定休。新型コロナウイルス対策として席の間を開けて案内をし、定期的な消毒や清掃、換気などを行う。