「カレーのぼんチョビ」(大阪市中央区船場中央4、TEL 06-6210-4936)が3月8日、大阪・本町の船場センタービル10号館にオープンした。
斉藤学(さとる)さんと仁美さん夫婦が切り盛りする同店。オープン前は仁美さんが6年間、北新地のカレーラーメン店で間借りで営業。学さんの前職は会社員で、定年退職を機に実店舗を開いたという。店舗面積は約10坪、席数は14席。
学さんは元々カレーが好きで、30年ほど前から自分でカレーを作るようになった。間借り時代は週末に学さんがカレーを仕込み、週1回月曜のランチタイムに営業していたという。
カレーは3種類。定番のチキンカレー(800円)と日替わりカレー2種類を用意する(以上1,000円)。合い掛けはチキンカレーと日替わりの2種盛りが1,100円、日替わりの2種盛りと3種盛りを各1,200円で提供する。
チキンカレーは13種類のスパイスを店内でロースト。ホールからひいてブレンドする。日替わりで人気があったのは、スリランカのスパイスを使った「牛すじのスリランカ風カレー」や、荒く潰したカキが入った「カキのキーマ」。
北新地時代の客も来店するという同店。「本格的な味でも敷居は高くない店にしたい。気軽に食べられる店として利用してもらえたら」と話す。
営業時間は11時30分~20時。土曜・日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として席の間隔をあけて案内し、定期的な消毒や清掃、換気などを行う。