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本町・船場センタービルの天ぷら店5周年 グルテンフリーの天ぷらも

店主の角川さん(右)と妻の美佳さん。「佳川」という店名は美佳さんの名前にちなんで付けたという

店主の角川さん(右)と妻の美佳さん。「佳川」という店名は美佳さんの名前にちなんで付けたという

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 天ぷら店「健菜天 佳川(けんさいてん よしかわ) 」(大阪市中央区船場中央4丁目1、TEL 06-6210-2539)が2月8日、大阪・本町の船場センタービル10号館にオープンして5年がたった。

野菜5種類、エビ2尾・イカ・鶏胸肉の天ぷらが載った「上天丼」

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 同店のコンセプトは「健康」。以前店主の角川智之さんが体調を崩した際、食生活を見直したことで回復した経験から、食材は「体に優しいもの」にこだわっているという。店舗面積は7坪、席数は9席。

 同店の油は胃にもたれにくいという米油を使う。調理に使う砂糖は体を冷やさないというてんさい糖で、天丼のご飯は食物繊維が豊富なもち麦入りを使う。

 ランチは天丼(900円)と上天丼(1,000円)の2種類を用意。天丼は8種類の天ぷらが載り、上天丼にはエビが2尾付く。ご飯は大盛り無料で、漬物と汁物が添えられる。

 夜のコースは3種類用意する(2,500円・3,500円・4,500円)。2,500円の「店主おまかせコース」は予約なしで注文ができ、一番人気と明かす。コースではグルテンフリーのコース(4,000円~)も用意しており、小麦粉の代わりに米粉を使う。アレルギーの有無などについては予約時に尋ねるという。

 5年を振り返り、角川さんは「遠くに転勤した人が大阪に来た時に寄ってくれたり、お便りをくれたりするのがうれしい」と笑顔を見せる。「今年は節目なので春か夏ごろ改装予定。また新たな気持ちで、お客さまをお迎えできたら」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時(土曜は21時まで)大阪府の緊急事態宣言中は時短要請に従う。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス対策として間隔を開けた配席、定期的な消毒や清掃、換気などを行っている。 

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