ベーカリー「Stand out Baker(スタンドアウトベーカー)」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6447-0155)が1月14日、大阪・肥後橋にオープンして1周年を迎えた。
同店は阪口一豊と麻衣子さん夫妻が切り盛りする。一豊さんは大阪・梅田のブーランジェリーで約10年勤務した後に独立したという。店舗面積は約8坪。
店ではデザート系のペストリーや総菜パン、ベーグルなど常時約30種類が並ぶ。季節感を意識したパンがそろい、「今日のまかないパン」と名付けた日替わりの総菜パンが人気という。節分には豆を使ったパンを販売。パンの具も店内で手作りする。
2月はバレンタイン向けにガトーショコラも販売。オープン以来ファンが多いというベーグルは、定番4種類のほか期間限定でチョコのベーグルも販売する。
1年を振り返り、一豊さんは「緊急事態宣言が出ると人の流れが変化した。テレワークの影響を感じる」と明かす。今後はいちごの酵母など、旬の食材の酵母を使ったパン作りに挑戦したいと言う。
麻衣子さんは「1周年を迎えたことをインスタで書くと、来店したお客さまにおめでとうと声を掛けられうれしかった」と笑顔を見せる。「小さなお子さんからお年寄りの方まで、安心して食べていただけるパンをこれからも作りたい。飽きのこないパンで地域で愛されれば」と期待を寄せる。
営業時間は12時~18時30分。土曜・日曜・祝日定休(2月11日・20日はオープン、18時まで)。新型コロナウイルス対策として一人ずつの入店、手指の消毒液設置、定期的な清掃、換気などを行っている。