大阪・本町の中華料理店「勝記点心楼 (しょうきてんしんろう)」(大阪市西区西本町1、TEL 06-6535-8896)が2月9日で1周年を迎える。
広東料理と点心が中心の同店は一族で経営しており、広東省・広州にルーツを持つという。店舗面積は50坪、席数は45席。
マネジャーの阮志飛さんは「常連さんに支えられた」と1年を振り返る。同店は2019年5月、西成区・岸里に1号店を出店。2020年9月に同店を閉店した後も月に3~4回、新店に足を運ぶ客がいると言う。「この店でも週に2~3回通ってくれるリピーターさんができた。多くのお客さまに恵まれている」と笑顔を見せる。
人気メニューは、450円で点心3個を選べるセット。「上海小籠包(シャンハイショーロンポー)」「フカヒレ入り餃子(ギョーザ)」「特製えび蒸し餃子(ギョーザ)」など8種類の中から好きなものを3つ選ぶ。500円・420円のセットも用意(各セット4種類・2個)。阮さんは「いろいろな種類を試したい人向けに作ったメニュー。会社帰りにちょっと飲んで帰るひとり客にも人気」と明かす。
開店1年足らずの間に、大型商業施設からの出店依頼もあったという同店。「コロナが落ち着けば次の展開を考えたい。新しく出店しても多くのお客さまに愛される店になれれば」と意欲を見せる。
営業時間は11時~14時30分、17時~22時30分(祝日は14時・21時まで)。日曜のディナー営業は予約のみ受け付ける(大阪府の緊急事態宣言中は時短要請に従う)。新型コロナウイルス対策として、密を避けた配席、定期的な消毒や清掃、換気などを行っている。