居酒屋「羅漢(らかん)」(大阪市中央区平野町2、TEL 06-6484-8443)が11月2日、大阪・北浜にオープンした。
同店は裏なんばで25年営業、建物の老朽化に伴い移転オープンした。店舗面積は約30坪、席数は28席。
店の売りは地魚と地酒で、メニューは定番料理のほか日替わりの一品料理もそろえる。魚は毎朝、店長の諸谷(もろや)昇さんが野田の中央市場に行って仕入れるという。
看板料理は造り盛りで、3種(980円)と5種(1,580円)を用意。「今の時期ならブリやサワラ、生ガキなどを盛る。フグを入れることも」と明かす。
通年提供する定番料理では牛すじの煮込み(580円)がよく出るという。「かつおダシで炊いた和風の味だがパンにも合う。つゆだくに作っているので、バゲット(180円)にひたして食べるのがお勧め」と説明する。
地酒は「いろんな種類を飲んでほしい」という思いから、24種類以上を毎週変えて提供するという(各680円)。
ランチはサバの煮付け定食(900円)、生鉄火丼定食(1,000円)など5種類を用意。みそ汁と小鉢2品、漬物が付く。
平野町にも系列店が2店舗あるという同店。諸谷さんは「遠くからでも足を運んでもらえるような魅力ある店になり、地域全体を盛り上げていけたら」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~14時、17時~23時(大阪府の時短要請中は21時まで、土曜は夜営業のみ)。日曜・祝日定休。