完全予約制の「三鼓(みつづみ)ペン字・書道教室」(大阪市中央区本町4)が11月21日、大阪・本町にオープンして1周年を迎えた。
講師の三皷友華さんは、4歳から書道を学び、2019年11月、大阪本町に教室をオープン。店舗面積は約10坪、席数は5席。
生徒は20代~50代の女性が中心で、インスタグラムからの反響が大きいという。「日々書いている文字を美しくしたい」というビジネスパーソンが仕事帰りや休日に訪れている。
大きな窓があるカフェのような空間で、ペン字や書道を習うことができる同教室。「居心地の良い空間で書を楽しんでほしい」という講師の三皷さんは、ドリンクとお茶菓子を用意するなど、リラックスできる空間作りを意識している。
三皷さんは「文字を書く機会が減った時代だからこそ、美しい文字を書けるとその人の魅力になる。教室の内装も木目調のテーブルやグリーンを配置するなど、ゆっくりできる空間作りにこだわった。書道を身近に感じてもらいたい」と話す。
教室は完全予約制。ペン字・書道のどちらか、もしくは両方を受講することができる。稽古の内容は名前や住所を練習するコースや写経を行うコースのほか、ひらがな・カタカナ・基本の漢字から学ぶ「基礎コース」、手紙文などの長い文章を学ぶ「実用コース」を用意する。
料金は初回体験60分で1,000円、次回からは90分月2回で5,000円~。教室での稽古以外に、通信講座も受け付けている。
営業時間は10時30分~21時(土曜は17時30分まで)。日曜定休。