焼き鳥店「佳酒(かしゅ)地鶏 辻田」(大阪市西区土佐堀1、TEL 080-9358-4834)が9月10日、大阪・肥後橋にオープンした。
店主の辻田剛史(たかふみ)さんは西梅田の地鶏料理店で15年勤務。その間にシニアソムリエの資格を取得した。酒はワインと日本酒を中心に提供する。「焼き鳥店でワインと日本酒、同時にやっている店は珍しい。両方の良さを発信できたら」と話す。店舗面積は7.1坪、席数は10席。
鶏肉は全国の良い肉を老舗業者から取り寄せ、備長炭の炭火で焼く。メニューは白ネギともも肉の「ねぎみ」のほか、オーストラリア・タスマニア産のマスタードを載せた「ささみ」(以上、1本200円)、「つくね」(250円)などを提供する。「かしわ」と名付けた焼き鳥は、鹿児島のブランド地鶏「さつま花尾鶏」を使う(300円)。「ねぎみの肉はふんわり、かしわは歯応えがあってうま味が強い」と言う。
グラスワインはスパークリングを1種類、赤・白を3種類ずつそろえる(800円~)。日本酒は全国の地酒(600円~)を毎日12種類用意しており、「ワインも日本酒も複数の業者と情報交換しながら、その時期に一番いいものを出している」と胸を張る。
「お客さんは近隣でお勤めの方や住人の方などさまざまで、一人で来店する女性も多い。焼き鳥一本からでも手軽に利用してもらえたら」と期待を寄せる。
営業時間は、月曜~金曜=17時~23時、土曜・日曜・祝日=15時~22時。