焼豚専門の食堂「江戸堀 焼豚(チャーシュー)食堂」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-7222-1628)が4月8日、大阪・江戸堀にオープンした。
同店は店主の梅牧基さんが「おいしいのにメインにならない」というチャーシューを「主役にしたい」という思いでオープン。金融関係から転身、夫婦で店を切り盛りする。店舗面積は10坪、席数は13席。
同店のチャーシューは国産の生豚バラ肉を使用。肉を何度も煮たり炙(あぶ)ったりすることで余分な油を落とし、うま味だけを凝縮させるという。米は「チャーシューのたれと相性抜群」という奈良県産のヒノヒカリを使う。ランチメニューは「ちゃーしゅー丼(温玉のせ)」、毎日限定15食の「豚汁定食」(以上880円)など。
オープン前日には緊急事態宣言が発令されたため、翌日のオープニングイベントは自粛。開店当初は店内飲食を取りやめ弁当のみ販売したという。梅牧さんは「大変な時にオープンしましたねという声もいただいたが、ありがたいことに今ではリピーターさんもついてくれた」と話す。
店では新型コロナウイルスの感染対策として、席数を減らして席の間隔を開けたり、入り口ドアを開放したりなどをする。
現在は営業時間を短縮し、店内飲食とテークアウトの両方で営業する。梅牧さんは「こんな時期だが、健康的でおいしい料理を提供して地域に貢献ができれば」と意欲を見せる。
営業時間は11時~21時(現在は17時まで、土曜は15時まで)、日曜・祝日・第2第4土曜定休。: