大阪・本町と淀屋橋の間、御堂筋と四つ橋筋で挟まれたエリアにある4つの飲食店が4月14日、共同で弁当などのデリバリー販売を始めた。
参加するのは「オオサカチャオメン」(中央区平野町)、「スタンドニューサンカク」(瓦町)、「炭焼TOKI」(平野町)、「Baccawiun(バカイゥン)」(道修町)の4店舗。普段は夜営業中心だが、営業自粛要請を受け弁当のテークアウトを開始。14時以降は弁当のほか、期間限定の特別メニューなどをデリバリー対応する。オオサカチャオメンの上甲博司さんは「4月14日からサービス開始したが反響は大きい。SNSで拡散をお願いしたら、100人近くの人がシェアしてくれた」と明かす。
デリバリーの予約は前日から受け付け、2,000円以上の注文で配達する。4つの店舗のいずれかに連絡したら、手が空いたスタッフが届ける。配達地域は大阪市内(平野区・東住吉区・住吉区・住之江区を除く)で、配達は無料。
上甲さんは「今は大変な時期だが、横のつながりを大事にしてみんなで前進したい」といい、これを機にこのエリアを『ヨツヨコ』と命名。四つ橋筋の横、4つの店舗から始まったことを意味しており、今後の認知拡大を見据えロゴマークも作成したという。
「この地域は面白い個人店が多い場所。今は利益面で多少無理をしても大勢の人に知ってもらい、コロナ以降この地域を盛り上げていけたら」と意欲を見せる。
デリバリー対応時間は19時まで(受付終了)。休業日は各店に確認。