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堺筋本町に「コートヤード・バイ・マリオット大阪本町」 船場らしいサービスを追求

繊維の街を意識したコンセプトの外観

繊維の街を意識したコンセプトの外観

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 ホテル「コートヤード・バイ・マリオット大阪本町」(大阪市中央区南本町2、TEL 06-6266-5580)が10月1日、大阪・堺筋本町にオープンした。運営はサンフロンティアホテルマネジメント(東京都中央区)とマリオット・インターナショナル(アメリカ)。

フレンチ風に変身した「どて焼き」

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 地下1階、地上17階建てのビルに全193室を設ける。繊維問屋などで栄えた土地柄を生かし、デザインのコンセプトは「織物」。ホテルの外観は縦糸と横糸が織りなす格子デザインで、各客室は繊維や織物をモチーフにしたインテリアで来客者を迎える。

 同ホテルでは「大阪・関西」の魅力に触れてほしいと、開業と同時に「大阪チェンジ!」と呼ばれるサービスを実施する。客がスタッフに「大阪チェンジ!」と申し出ると、ディナーの内容や客室の備品を大阪らしい品に無料で変更する。白いバスローブがヒョウ柄に変わったり、2階「STITCH(スティッチ)オールデイダイニング」のメニューの「牛ほほ肉の煮込み」が「牛ほほ肉のどて焼き」に変わったりなど、遊び心でも来客者をもてなす。

 「どて焼き」メニューを考案したのは同ダイニング担当のシェフ・ド・キュイジーヌ、福田怜平さん。関西出身の福田さんは「大阪らしい料理といえば、粉もんのほかにはどて焼きが思いついた。どて焼きで使われるみその風味は赤ワインにも合うのでディナーにもぴったり。これからもこの土地らしい料理を提供してお客さまに喜んでもらえたら」と意気込む。

 「大阪チェンジ!」対応のプリフィクスディナーは4,500円(税・サ別)、メインとデザートが選べる。

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