アートイベント「第5回 大阪御堂筋アート2019」が5月15日、大阪・御堂筋周辺で始まった。主催は「アートコネクト実行委員会」。
今年は「創未来へ Creation for the Future」をテーマに、梅田から心斎橋まで、御堂筋沿いのオフィスビルや銀行、郵便局、ギャラリー、飲食店のほか、御霊神社(大阪市中央区淡路町4)、北御堂(本町4)など寺社の境内にも作品を展示する。会場数は30カ所。参加作家数は71人。
絵画、立体作品、書などさまざまなジャンルの作品を展示する。主催代表の國米(こくまい)和子さんは「大きな作品から小さな作品まで間近で鑑賞できる機会。現代的だったり技巧的だったり、いろいろなアートに触れながら好きな作品を見つけてほしい」と呼び掛ける。
期間中、関連イベントも各所で開催する。「本町ガーデンシティ」(本町3)では5月24日15時から、一般社団法人日本水墨画美術協会がアートパフォーマンスを行う。「淀屋橋ODONA」(今橋4)2階の「アイスポット」では5月26日14時から、参加作家の松河哲男さんによるワークショップを開催する。
6月1日は、御堂筋の路上に常設されている彫刻を紹介する「彫刻ガイドツアー」(10時、13時30分)を行う。参加費は1,000円(資料代込み)。申し込みはアートコネクト実行委員会宛てに往復はがきか電話(TEL 06-6363-0239)で申し込む。
國米さんは「御堂筋の路上には世界に名だたる彫刻がたくさん設置されているが、多くの人からは意識されていない。アートに関心を持つ人が増え、大阪が文化都市になれば」と期待を寄せる。
6月15日まで。