街歩きイベント「e-よこ逍遥(しょうよう)2019」が5月14日、大阪・東横掘川周辺エリアで始まる。
「まちをあげた文化祭」をコンセプトに、東横掘川水辺再生協議会(以下、e-よこ会)が主催する同イベントは今年で12回目。船に乗るクルーズやワークショップ、ライブイベントなど、期間中29企画を展開する。
初日18時からは本町橋船着場でオープニングイベント「水辺ピクニック」を行う。申し込み不要で、食べ物か飲み物をそれぞれ1品を持ち寄れば誰でも参加できる。イベント事務局長の廣井真由美さんは「e-よこ会の活動に興味のある方はぜひ気軽に参加してほしい」と話す。
5月23日は、船内で薫製酒場「wapiti」の薫製料理やワインを提供するナイトクルーズを開催する。本町橋船着場を出航し、東横堀川から道頓堀川を巡る。18時30分発と20時発の2便を予定する。参加費は3,500円。
6月1日は観光船「御船かもめ」に乗る「e-よこファミリークルーズ」を開催する。13時20分発と14時20分発の2便を予定する。参加費は、大人=1,500円、子ども=500円。
期間中はこのほか、淀川のヨシを使って工作する「ヨシ筆(ヨシ笛)作り体験」、消しゴムはんこ作家が教える「ハンコやさんの消しゴムはんこ体験」などの体験イベント、ピアニストの大塚善章さんとスチールパン奏者の釣千賀子さんによるジャズコンサートなど、さまざまなイベントを展開する。
「e-よこ会」は会費無料で、メーリングリストへの登録で誰でも活動に参加できる。イベント開催のほか、2006年から月1回の頻度で東横堀川緑道公園の掃除も行っている。廣井さんは「今年夏ごろには本町橋北側の公園がリニューアルされる予定なので、完成後は公園を会場に誰でも気軽に参加できるイベントも企画したい」と意気込む。
「船場で活動するほかの団体や、船場以外の水辺で活動する団体ともつながっていく。東横堀川の水辺をより魅力的にしていきたい」とも。
6月14日まで。