「大衆酒場 あげもんや 船場センター4号館店」(大阪市中央区船場中央2、TEL 06-6484-8282)が4月17日、大阪・船場センタービル4号館地下2階にオープンする。
現在はプレオープン中。飲食事業を行う「ワンズトライン」(北区柴田2)が展開する居酒屋チェーンの5号店。山内仁社長は「家族3世代が一緒に楽しめる『ネクスト酒場』として、『あげもんの総合デパート』を目指す。ビジネス街で知名度を上げ、休日は郊外の店で家族利用の集客を狙う」と話す。店舗面積は約28坪。席数は80席。
メニューは串カツ、天ぷら、唐揚げなどの揚げ物を中心に、サラダや刺し身、一品料理、ご飯物、鍋料理などをそろえる。揚げ物は串カツと天ぷらでそれぞれ違う油を使い揚げ分ける。自社開発のパン粉とソースを使う串カツは肉や魚介、野菜など定番具材のほか、「生チョコ串かつ」(200円)などスイーツ串10種類も用意する。
山内さんによると、一押しメニューは山形県の平田牧場産三元豚を使った「三元豚のとんかつ」(500円)。原価率は120%で、数量限定販売するという。天ぷらでは「おはぎの天ぷら」(2個380円)が年配客に、「アボカドの天ぷら盛」(380円)が女性客に人気という。
ドリンクメニューは、「ジムビームハイボール」(280円)や「まるごと凍結レモンサワー」(380円)、「神泡のザ・プレミアム・モルツ」(グラス300円、中ジョッキ380円)などをそろえる。
ランチは日替わりで定食や丼など3種類(各680円、価格は全て税別)を用意する。ご飯とみそ汁のお代わりは無料。
山内さんは「蒲生4丁目、上本町、都島など、これまで出店してきた郊外の店で手応えをつかみ、ビジネス立地での挑戦を決めた。年内に5店舗の出店を予定している。来年からは郊外に大型店の出店も進めたい」と意気込む。
営業時間は11時~23時。日曜・祝日定休。