大阪・本町になにわ料理「口福(くちふく)」(大阪市中央区平野町4、TEL 06-6208-2286)がオープンして10月で1年がたった。
店主の村上稔さんは「魚の骨なら焼いてだしに使うなど、捨てるところが無いのがなにわ料理」と話す。以前は大阪・西天満で営業していたが、縁があり店名を変えて本町へ移転した。店舗面積は25坪。席数は17席。
稔さんは料理人歴約27年で料理担当。息子の村上哲也さんは日本酒担当で、日本酒の試飲会に顔を出すなどして全国の酒蔵から常時20種類程度の日本酒を仕入れている。
ランチメニューは、焼き魚や大阪の野菜を使った副菜など数種を盆に盛り合わせた「盆盛り」(1,000円)、「鮪(まぐろ)の漬け丼」(1,300円)、「豚丼」(980円)、日替わり(980円)などを用意する。各ランチメニューは、ご飯とみそ汁がお代わり自由となるほか、炊き上げたご飯をすりつぶして作った「お米のプリン」が付く。
月1~2回「お酒の会」と称して、日本酒と酒に合う料理を出すイベントも行っている。通算10回目となる次回は1月11日、12日に開催。山形の「米鶴酒造」(山形県東置賜郡)と、酒に合う特別コースの料理を振る舞う。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~22時(祝日・土曜は昼営業のみ、夜は要予約)。日曜定休。