「鉄板焼レストラン 和城(わじょう)」(大阪市中央区本町3、TEL 06-6105-5659)が11月5日、セントレジスホテル大阪12階にオープンした。
安土桃山時代の茶の湯文化をコンセプトに、「わびさび」をテーマにした「待庵」と「豪華絢爛(けんらん)」をテーマにした「草庵」の2部屋を備える。席数は18席。
料理はコースのみで提供する。ディナーは2万5,000円、3万5,000円、4万5,000円の3種類と、1万8,000円の開業特別コースを用意する。ランチのコースは1万4,000円、1万8,000円、2万5,000円、3万5,000円(以上、税・サービス料別)の4種類を用意する。
コース内ではブランド牛「石垣島きたうち牧場プレミアムビーフ」を使ったサーロインステーキや、リブロースを使い鉄板で作るすき焼き、味付きの和牛そぼろを使うガーリックライスなどを提供する。
料理の前後には、同店のために京都府相楽郡和束町の茶師がブレンドしたというオリジナルの茶葉を使う煎茶や抹茶を提供する。「待庵」では「静(しずか)」、「草庵」では「華(はな)」という名前の茶葉で、それぞれの部屋に合わせた味の茶を提供するという。
ドリンクはワインなどのほか、関西や北陸などを中心とした全国の日本酒を約25種類用意する。
料理長の野上豊さんは「来年のミシュランガイドで星を狙いたい。そのために顧客の意見を取り入れ、改善を進めていく」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分(12月1日から、土曜・日曜・祝日のみ)、ディナー=17時30分~21時30分。