ハンドメード委託販売店「Handmade market Metsä(メッツァ)」(大阪市西区靱本町1)が10月1日、大阪・靱公園近くにオープンした。
スタッフのハクさんによると、店名の由来はフィンランド語で「森」を意味する言葉からで、「タンポポの綿毛のような一本の木から、作家さんやお客さんが増えて森のようになればという思いが込められている」と話す。
無垢(むく)の木製の棚や入り口扉、床などの内装はオーナーの大野さん夫婦が手作りしたという。販売するハンドメード作品は、全て作家から委託を受けたもの。販売ブースは99個を備え、現在85人の作家の作品を販売している。
委託を受け販売する作品の中では、Snowpoleさん作の「金封ふくさ」(1,500円)や、DenDenさん作の野菜や果物をモチーフにした刺しゅうブローチ、「カコタ工作所」作の絶滅危惧種動物をモチーフにしたフェルトブローチなどが特に人気という。
スタッフのぐりこさんは「スタッフは全員ハンドメード好きで、自分で制作もしている。ハンドメード好きが集まる場所にしていきたい。今後はワークショップなどのイベントも企画できれば」と意気込む。
ハクさんは「今後も木のぬくもりがある店内のイメージに合った作品や新たな作家さんとの出会いがあればうれしい」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~18時。