大阪・御堂筋の完成80周年記念碑が10月18日、淀屋橋odona(大阪市中央区今橋4)前の歩道に設置された。
「大阪シティ信用金庫」(北浜2)が寄贈し、大阪市が設置した。この日9時30分からオープニングセレモニーを開催し、同銀行の高橋知史理事長、田中清大阪市副市長、吉村浩中央区長、愛日連合振興町会の川上潤会長、船場倶楽部の大橋達夫理事長などが出席、テープカットを行った。
記念碑は上部に「MIDOSUJI」の文字とイチョウの葉をデザインし、下部には「御堂筋彫刻ストリート」の案内を表示する。
高橋理事長は「昨年は御堂筋の完成80周年と同時に、当銀行の創立90周年でもあった。周年を機に、地元に役立つことをできればと寄贈を決めた。御堂筋という大阪有数の観光名所が益々にぎわうことを期待する」と話す。
田中副市長は吉村洋文大阪市長の祝辞を代読。吉村市長は祝辞で「御堂筋は『人と人、人と街がつながる、人中心のストリート』を目指していく。記念碑を通じて、御堂筋のフォトスポットとしての魅力も広まれば」と期待を寄せた。
記念碑前の歩道では「相愛学園」(本町4)のサクソフォンカルテットが演奏し、セレモニーに花を添えた。