靭公園内テニス場(大阪市西区靱本町2)に愛称を命名できるネーミングライツパートナーを現在、大阪市経済戦略局が募集している。
同局は昨年11月からおよそ2カ月かけて大阪市内6カ所のスポーツ施設のネーミングライツパートナーを募集。優秀交渉権者が決定しなかったとして、うち4施設について再募集している。
センターコート1面、サブセンターコート1面、一般コート14面のほか、卓球場や会議室などの屋内施設で構成される同施設。観客席やナイター施設も完備しており、公式試合にも対応可。昨年は「大阪市長杯2013 世界スーパージュニアテニス選手権大会」、「Sony Ericsson WTA Tour
HP JAPAN WOMEN'S OPEN TENNIS 2013」なども開かれ、世界で活躍するテニスプレーヤーが出場。靭庭球場(靱本町1)はアンツーカーコート4面を有し、2006年にリニューアルされた。
愛称には、法人名、商品名、ブランド名など使用でき、「靭」を入れることが条件。契約期間は3年~5年で、期間中の変更はできない。愛称は同テニスセンターのエントランス正面やサブセンター正面、同庭球場の各方面フェンスなどに看板が掲出できるようになる予定。また、同園内の案内看板にも愛称が表示され、大阪市ホームページや各種イベントパンフレットでも使われる。
同園近隣に住む20代女性は「休日に散歩がてらテニスコートの脇を歩くのが好き。いい愛称がついて、地域の人たちがもっと親しみを持てる場所になれば。注目されれば靭周辺の発展にもつながるのでは」と期待を寄せる。
募集期間は6月2日まで。