堺筋本町駅の近くのカレー店「Midnight Sun(ミッドナイト サン)」(大阪市中央区南久宝寺町1、TEL 06-6224-0142)が10月1日、オープンから半年を迎えた。
店主の石井博也さんは学生時代にコミュニケーションデザインを学び、現在デザイナーとして活動する傍ら、4月1日に同店を開いた。店を構える南久宝寺町は石井さんの職場にも近く、以前からなじみがあったという。店名の由来は「ちょうど店名を決めようとしたときに流れた曲からインスピレーションを得た」という。
店内は白を基調とした内装。各テーブルの間はゆとりがあり、窓際のカウンター席の窓からは通りを見下ろせるようになっている。一般的にカレー店での滞在時間は短い印象があるが、同店は「くつろげるカレー屋」を目指している。店舗面積は10坪、席数は18席。客単価は930円。
店舗を構えるより以前から音楽イベントに出店するなどしていたが、開店を機に提供するカレーのコンセプトを「北欧風のスパイスカレー」に変更した。メニューは、スパイシーなひき肉が入った「Meat Curry」(830円)、ひき肉を除いた辛さ控えめな「Daily Use Curry」(680円)、いずれも自家製クリームソースを添えたミートボールとサラダが付く。1日10食限定で、サバのキーマをベースにエビやムール貝、アサリ、サラダの入った「Seafood Curry」(880円)も提供する。全てのメニューに温泉卵(50円)を追加でトッピングできる。ご飯の大盛り無料。
ドリンクは、ジンジャーエールやオレンジジュース(以上250円)、クランベリージュース(350円)などのソフトドリンクの他、コーヒーやカフェオレ(以上500円)を提供。「夜はバーとして利用してほしい」と、ビールやワイン、カクテルなどのアルコールメニュー(全て500円)も豊富に取りそろえている。
石井さんは「コミュニケーションデザインは人とのつながりを大切にする。今後店舗を増やすなどの展開は考えておらず、この店でお客さまとの関係を大切にしていきたい」と話す。
営業時間は11時30分~23時(土曜は12時~)。日曜・祝日定休。