阪神高速道路(大阪市中央区久太郎町4)が現在、週末の同高速道路を定額で利用できる「阪神高速ETC乗り放題パス 2015 SUMMER」を販売している。
同高速道路の週末の利用客増加を目的に企画した同商品。8月30日までの期間内で、土曜・日曜・祝日の1日もしくは2日連続を選んでウェブから申し込む仕組み。対象エリアは京都線を除く阪神高速道路全線。対象車はETCシステムを搭載する普通車・軽自動車で、大型車、ETCコーポレートカードを利用している車は対象外となる。
乗り放題パスは、今回から新たに提携施設2施設を追加。千利休と与謝野晶子にスポットをあてた観光施設「さかい利晶の杜(りしょうのもり)」(堺市)、「神戸三田プレミアムアウトレット」から500メートルの立地にある温泉施設「吟湯湯治聚楽(ぎんとうとうじしゅうらく)」(神戸市)のほか、計61カ所で使えるクーポンが付く。
同社広報担当の岸さんは「要望の多かった温泉施設が増えた。同じ提携施設であるアウトレットを楽しんだあとに温泉へ、という利用法がお薦め。夏休みの期間中、家族や友人と山や海へのレジャー、ショッピングなどに出掛ける際にぜひ利用いただければ」と呼び掛ける。
料金は、1日乗り放題=1,230円、2日連続乗り放題=2,260円。各日先着2000人限定で、期間内に1枚のETCカードで4回まで申し込むことができる。購入には、阪神高速企画割引サイトでETC番号などの事前登録が必要。