大阪の淀屋橋・北浜と本町・堺筋本町、心斎橋・長堀橋一帯で10月3日~5日、「船場まつり2014」が開催される。主催は、船場まつり推進協議会と船場げんきの会。
大阪市中央区の船場エリアは、衣料品・繊維系小物を中心とした卸店が軒を連ねる問屋街。古くから大阪の商業の中心地として発展してきた。メーンエリアは、船場センタービル、せんば心斎橋筋商店街、久宝寺町とその周辺地区。
10月4、5日にはエリア一帯で「船場あっちこっちラリー」が行われる。ポイントを複数巡り、スタンプを集めてビンゴをそろえると、空くじなしの抽選会に参加することができる。
メーン会場のひとつである船場センタービルでは、期間中、6号館に「ラジオ大阪サテライトスタジオ」が設置される。また、7号館では「全国の特産品販売」が行われ、2・3・4・9・10号館の地下フロアのレストランでは「ワンコイン イチオシメニュー&ワンコイン喫茶セット」を提供する。
4日・5日には、同施設2号館で「サウジアラビア王国大使館文化部」による「つるぎの舞」、1~3号館の大阪舶来マートで「プレミアムファミリーセール」、3号館で「子ども縁日」、6号館で「じゃこのつかみ取り」「船場まつり釜茶会」「船場鉄道フェスティバル」、10号館で「「嵯峨御流いけばな教室」などが開催される。
せんば心斎橋筋商店街では、4日に「スッポンレース」を開くほか、4日・5日の両日、「チャリティー船場汁」を振る舞う。かつて船場に住み込みで働いていた番頭や丁稚のために、安くて栄養のあるまかないの味を再現したもの。
同祭りの目玉は、商売の街・船場の総力を結集した協賛セール「船場大感謝市」。期間中は、船場センタービル、せんば心斎橋筋の商店街の各店も協力し、普段は「素人さんお断り」の店も、卸価格で販売するという(一部店舗を除く)。市価の半額当たり前で、ゲリラ的に「船場まちセリ」が行われ、7割引き、8割引きの誓文払い特価で販売するという。せんば心斎橋筋商店街の各店舗が「ワンコインセール」として、10円・50円・100円・500円のワンコイン特価販売も。
周囲一帯がお祭りムード一色になる3日間。子どもが喜ぶイベントも多数用意するため家族で楽しめる。