プレスリリース

大阪けいさつ病院、関西初となる手術支援ロボット「ダビンチSP」を用いた乳がん手術に成功

リリース発行企業:社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター

情報提供:

令和8年2月5日(木)、当院は関西で初*となる手術支援ロボット「ダビンチSP」を用いたロボット支援下乳輪温存乳房切除術を、乳腺内分泌外科 副部長 柳川 雄大医師の執刀により、実施しました。
*当院調べ

ダビンチSPは、単一の切開部から手術器具と3D内視鏡を挿入し、より精緻で低侵襲な手術を可能とする手術支援ロボットです。これまで主に泌尿器科や消化器外科領域で活用されてきましたが、乳腺外科での活用は全国的にもまだ限られており、当院における本手術は新たな取り組みとなります。

今回実施したロボット支援下乳輪温存乳房切除術は、がんの根治性を確保しつつ、乳輪を温存することで整容性に配慮した術式です。ダビンチSPを用いることで、狭く深い部位においても安定した視野と操作性を確保でき、患者さんの身体的負担の軽減や、術後のQOL(生活の質)向上につながることが期待されます。


コンソールを操作中の 柳川 雄大 副部長

手術の様子


乳がん治療においては、治療成績のみならず、術後の生活や心理的側面への配慮も重要です。当院乳腺外科では、これまでの豊富な診療経験に加え、ロボット手術の特性を最大限に生かした安全な治療体制を整え、本術式の導入に至りました。

当院の「先端ロボット手術センター」では、既存の「ダビンチXi」、今回使用した「ダビンチSP」、ならびに昨年7月に導入した最新モデル「ダビンチ5」、良性疾患にも適応可能な「Senhance」、人工膝関節手術用の「Mako System」の計5台の手術支援ロボットを稼働させ、幅広い疾患・症例に対応したロボット手術を推進しています。

今後も当院は、先進的な医療技術の導入と、安全で質の高い医療の提供を通じて、地域医療への貢献に努めてまいります。

執刀医 柳川 雄大 副部長から患者さんへのメッセージ


     柳川 雄大 医師
従来の通常切開による乳輪温存乳房全切除術は脇の部分に縦に長い切開を入れる必要であり、なおかつ術者以外は術中に手術操作部が見えづらく、皮膚や乳頭の血流が悪くなり術後に壊死することもあるリスクがありました。

ダビンチSPを用いることで、拡大視効果に細かな血管からの出血も確認・止血ができ、より細やかな手術が可能になったと感じています。手術時間は通常切開よりも1時間強程度長くかかりますが、コスメティックな面でもメリットは高い方法であると考えております。

現在は臨床試験という形での実施になりますので、適応になるかどうかは、私または当院乳腺内分泌外科担当医にお尋ねください。



■お問い合わせ

社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター
大阪けいさつ病院 経営企画課
住所:大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40
電話番号:06-6771-6051(代表)

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