大阪・靱公園(大阪市西区靱本町)などの船場エリア各所で現在、桜が満開の見頃を迎えている。
気象庁は統計開始以来もっとも早い3月26日に大阪の桜(ソメイヨシノ)の満開を発表した。なにわ筋を挟んで東西に分かれる同園の東園でもソメイヨシノがほぼ満開になった。
同園では家族連れや近隣企業に勤める会社員などが花見を楽しむ姿が多く見られる。花見の場所取りをする男性は「今日は会社の花見で、パソコンで仕事をしながら場所取りをしている。例年より早く満開になったが、開花予想などから1週間ほど前に今日の開催が決まった」と話す。
東横掘川沿いの公園でもソメイヨシノが満開となり、家族連れなどが花見を楽しむ様子が見られる。大手橋付近の桜は高さ約140センチまで枝が下がった状態で、目の前で咲く花を楽しむことができる。
御霊神社(中央区淡路町4)境内の桜も満開となり、参拝者がスマートフォンで写真を撮影する様子が見られた。