大阪・本町の南御堂(大阪市中央区久太郎町4)で10月7日、「第7回 大船渡サンマまつり」が開催される。
10月6日~8日に開催される「船場まつり」の一環。東日本大震災被災地の岩手県大船渡市復興支援を目的に、200円以上の寄付をした来場者に大船渡港直送のサンマ2000匹を焼いて振る舞う。2011年から始まり、今年で7回目。
同イベント実行委員会によると、これまで6回の開催で計221万6,987円の義援金が寄せられたという。集めた義援金は全額を大船渡市で活動する復興NPO法人「絆プロジェクト三陸」へ送り、復興支援に役立てられる。
焼き手、配膳、行列整理など、運営スタッフは全てボランティア。中には、大船渡市の第1回「サンマ焼き師」認定試験を通過した焼き手もいるという。
同イベントスタッフの宮浦博之さんは「今年は全国各地でサンマが不漁と聞いているが、現地の方の協力でなんとかサンマを確保している。17日に行われた梅田のプレイベントでは100匹のサンマ振る舞いが大変好評だったので、7日も盛り上がることを期待している」と話す。
会場では、「上方お好み焼たこ焼協同組合」(難波)が、お好み焼きとたこ焼きセットをチャリティー販売する。同組合ではこれまで、過去4回のイベントで60万円以上を寄付したという。
開催時間は11時~17時(サンマなくなり次第終了)。