大阪・本町に6月26日、中華料理店「Kitchen HARU」(大阪市中央区北久宝寺町4、TEL 06-6253-1887)がオープンした。
中国・ハルピンと四川の料理がメインの同店。店主・千原洋太さんの母がハルピン出身で、千原さん自身もハルピンで1年間の料理修業を経験。さらにイタリアで1年間、料理の盛り付けやソースを学び、イタリア料理風のアレンジを取り入れた中華料理の提供に至った。店名もハルピンの地名に由来する。
ランチの人気メニューは「四川麻婆豆腐ランチ」(900円)と「四川担々麺ランチ」(1,000円)で、来店客の6割がどちらかを注文するという。「北京ジャージャン麺ランチ」(1,000円)は、肉みそ入りの冷たい汁なし混ぜ麺で、「辛い料理が苦手な人にもお薦め」とも。ランチタイムの13時以降は、サービスでアイスコーヒーを付ける。
ディナータイムには、外側と内側で食感の違う「黒酢酢豚~角煮仕立て~」(918円)や、店主が中国で買い付けたスパイスを使った「四川土鍋麻婆豆腐」(1,080円)などを提供する。
ドリンクメニューには紹興酒を12種類取りそろえる。熱処理しておらず、「そのままの味が楽しめる」という「十五年缸出し紹興酒」は、後味が甘く、紹興酒が苦手な人でも飲みやすくなっているという。
千原さんは「オフィス街の真ん中にある店なので、周りの会社で働く方々に愛される店にしていきたい。すでにランチはリピーターも多いが、会社の皆さんで昼も夜も使っていただけるような店になれば」と呼び掛ける。
営業時間は、11時~14時、18時~23時30分。日曜・祝日定休。