大阪・京町堀に「らーめん 砦(とりで)」京町堀店(大阪府大阪市西区京町堀1、TEL 070-6688-6289)がオープンして1カ月がたった。
長崎・佐世保に本店を構える同店。昨年、大阪・なんばに進出し、この度「ラーメン激戦区」と言われる京町堀エリアへ移転した。
すべてのラーメンに、アサリ、ホタテ、マテ貝などの貝だけでだしをとった貝パイタンスープを使う。「肉を使っただしよりもカロリーを低く抑えているのが特徴」という。麺は、博多の製麺所で打った中細麺を使う。
一番人気メニューは、来店客の8割が注文するという「砦」(780円)。トッピングにはチャーシューではなく、佐世保バーガーの老舗店という「ビックマン」(長崎県佐世保市)のベーコンを使う。店長の佐々木和男さんは「佐世保ならではの味を大阪で楽しめる」と話す。
そのほか、自家製ラー油を使った京町堀店限定の「担々麺」(980円)や、「超人的海老潮」(880円)も好評という。麺を食べきった後には、スープにご飯とソース、チーズを入れてリゾット風に楽しむ「ダンクライス」(150円)も用意する。
夜はサイドメニューに「チーズサルサ餃子」(650円)、「四川風水餃子」(500円)、「春巻き」(500円)などをそろえる。元・四川料理のシェフという経歴を持つ佐々木さんは「サイドメニューと共にお酒を楽しんで、そのまま締めにラーメンを食べてほしい」と話す。
「これから『砦』のラーメンを全国へ広げていきたい。まずは大阪で愛される店になれば」とも。
営業時間は、11時30分~15時、17時~売り切れ次第終了。