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大阪・肥後橋にたこ焼きバル「徳次郎」 秘伝だしと塩で吟醸酒に合う味に

秘伝のだしを作る「たこ焼きバル 徳次郎」店長の黒岩さん

秘伝のだしを作る「たこ焼きバル 徳次郎」店長の黒岩さん

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 大阪・肥後橋に「たこ焼きバル 徳次郎」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6447-0153)がオープンして3カ月がたった。

塩マヨネーズ味のたこ焼き

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 だしを効かせた生地とタコだけで作る同店のたこ焼きは、かつて日本橋にあった「塩屋徳次郎」の味を引き継いでいる。「塩屋徳次郎」の常連客の強い要望に応え、バル形式で同店をオープンした。店舗面積は7坪。席数は、カウンター7席、テーブル4席。臨時に2席追加できる。

 オーナーの黒山知之さんによると、同店のたこ焼きは「薬味や天かすを入れないことでだしの風味を生かし、油っぽさがなく吟醸酒にも合う」という。秘伝のだしは、店長の黒岩佳代さんだけが作ることができる。

 「たこ焼き」(8個400円~)は好みの味付けが選べ、シチリア産の岩塩を使用した塩マヨネーズや、広島のカープソースを使用した味付けが人気。そのほか、すき焼きのタレで炒める「すき焼きそば」(700円)、中華職人直伝の「ジューシーな鳥の唐揚げ」(500円)などが売れているという。

 ドリンクは20種類以上あり、国内外のクラフトビールを多数取りそろえる(600円~)。日本酒は黒山さんが選ぶ大吟醸酒と吟醸酒とそろえる。焼酎も取り扱う(600円~、たこ焼き以外は税別)。

 同店の看板は新選組をイメージしており、スタッフの着用するTシャツ、移動販売用のワゴン車にも同デザインを使う。

 平日は近隣の会社員らが多いが、土曜は日本橋からの常連客も訪れる。客単価は1,500円~2,000円。京阪沿線や北摂地域のイベント会場での売れ行きも好調で、その日のうちにリピート客ができることもあり、毎回完売するという。

 営業時間は11時~23時(ランチタイムは11時~14時)。日曜・祝日定休。

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