大阪・土佐堀通りの納豆専門店「納豆BAR小金庵(こがねあん)」(大阪市西区土佐堀2、TEL 06-6449-3120)が2月でオープン1周年を迎えた。経営は小金屋食品(大東市)。
「納豆を食べる習慣がない」といわれる大阪で、50年以上納豆を製造し続けている同社初の直営店。土佐堀に出店した理由は「大阪市内で、オフィスと住宅地が融合しているところが良かった」ことから。店舗面積は9坪。テークアウトのみ。
代表の吉田恵美子さんによると「本物志向の消費者が多い」という周辺エリア。平均客単価は1,500円~2,000円。比較的若い年代の母親がよく訪れるという。最近は60代以上のシニア世代の来店が増え、創業以来の製法を守る看板商品「なにわら納豆」(3本540円)を「懐かしい」と買い求めるという。
大阪産納豆の珍しさもあり、テレビ取材を度々受けるなど露出が増えている同店。今後について、吉田さんは「商品アイテム数を増やしていきたい。夏場に需要が落ちるので、納豆を使った関連商品の開発をしたい。他社とのコラボもできれば」と話す。
営業時間は10時~19時。木曜定休(祝日の場合は営業)。