大阪・肥後橋に2月1日、「ホテルコルディア大阪」(大阪市西区江戸堀1、TEL 06-6449-2030)がオープンした。
建機事業や不動産事業を展開するワキタ(江戸堀1)が初めて経営する同ホテルは、地下鉄肥後橋駅から徒歩1分、淀屋橋駅から徒歩5分の場所に位置する。運営はグリーンホスピタリティーマネジメント(東京都新宿区)が行う。地上9階建て、客室83室。1階にはレストラン「ルツボキッチン」が入り、宿泊者の朝食も提供する。
コルディア(CORDIA)はラテン語で「心」の意味。「心粋」をサービスの軸とし、ホテルのロゴデザインにも採用した。
エントランスの自動扉には樹齢500年のメープル材の一枚板を使い、足元には真ちゅうでホテルロゴとメッセージがしるされている。
2階~9階の廊下には、8人のアーティストによる「心」をテーマにしたアート作品を配置。客室は、ビジネス利用でもゆったりと過ごせる空間を意識し、窓は二重サッシ、グローエ社のシャワー、シェララフィア社製ゲルテックスマットレスを標準で備える。
シングル・ダブルとツインルームがほぼ同数で、平日はビジネス客中心、週末は観光客の利用も見込む。総支配人の山田義則さんは「『ビジネスステイでも宿泊施設にこだわりたい』と思っていた層のニーズに応え、リピーターになってもらえるような居心地の良さを提供したい。施設だけに頼らずに、ソフト面でも選んでもらえるようなホテルにしていければ」と話す。