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大阪・肥後橋の皮革工房「Munekawa」が移転1周年 受注増加でスタッフ募集も

「Munekawa」店主の宗川佳弘さん

「Munekawa」店主の宗川佳弘さん

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 大阪・肥後橋の皮革工房「Munekawa」(大阪市西区江戸堀1)が3月、移転1周年を迎えた。運営は、革製品の製造販売を手掛ける「鶴見屋」(浪速区)。

「大阪製ブランド」にも認定された封筒型長財布

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 店舗面積は15坪。コンセプトは「愛着感じるものづくり」。同社の商品を取り扱う店舗は東京やシンガポールなど国内外に15店あり、直営店は同店のみ。4月から新たに、東京銀座の「藤巻百貨店リアルショップ」(東京都中央区)でも同社商品の取り扱いが始まった。

 移転前は浪速区大国町に店舗があったが、ビル内で人目につきにくい状況だったため、露出を増やそうと大阪市内中心部の土佐堀通り沿いへの移転を決意したという。新店舗は、丁寧に物作りを行っていることを知ってもらおうと工房を併設し、ガラス越しに作業が見えるよう工夫を施す。

 主な客層は30~40代。店主の宗川佳弘さんによると、移転後は通りすがりの客が増えたという。「男性だけでなく、プレゼント選びに来店する女性も多い」とも。

 宗川さんを含めた3人の職人が、製造だけでなく、地方百貨店のイベントに出向くなど販売も行う。「現在人手不足で製作が追いついていないためスタッフを募集している。未経験の人でもできる作業が多いので、主婦の方などにも応募してもらえれば」と宗川さん。問い合わせは同店まで。

 営業時間は11時~19時30分。水曜定休。

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