大阪・堺筋本町に2月3日、イスラエル発祥の護身術「クラヴマガ」専門のトレーニング施設がオープンした。
クラヴマガは世界中の軍や警察で採用されている近接戦闘術。近年では護身術として、一般にも広まりつつあるという。
東京や名古屋でも専用のトレーニング施設を展開するクラヴマガ・ジャパン(東京都千代田区)が、西日本初となる「クラヴマガ・ジャパン大阪トレーニングセンター」(大阪市中央区南本町1、TEL 06-6484-5886)を開設した。
護身としての動きのほか、ナイフや銃の使用も想定したトレーニングを行う。会員は30~40代の会社員が中心で、入会の動機は「軽く体を動かしたい」「海外出張が多いので護身術として」などさまざま。
友人同士で京都から訪れた20代の男性会員らは「以前から格闘技に興味を持っていた。かっこいいと思ったのが入会のきっかけ」と話す。
同センターのリード・インストラクターの布川忠夫さんは「頭で考える前に、身体の本能的な動きを使って身を守る戦術。実際にストリートで起こりそうなシーンを想定して動きを覚えるのがクラヴマガの特長」と説明する。
営業時間は、水曜~金曜=18時30分~21時20分、土曜・日曜=10時~14時30分。月曜・火曜定休。