大阪・阿波座の立ち飲み居酒屋「おばんざい酒場 山本」(大阪市西区阿波座1、TEL 06-6537-2100)が7月にオープンして3カ月がたった。
店主の山本達雄さんが阿波座の現店舗での開業を決めた理由は、「希望していたビジネス街だったこと、ランチ営業ができるところ、角地であったこと」など。1階、2階ともに各8坪、1階は立ち飲みスタイルで約10~12人(ランチの時間帯は着席)、2階は椅子を20席用意する。「繁華街のミナミと比べると、ビジネス街の現店舗は、近隣の会社員など落ち着いた世代のお客さまが多い印象」と山本さん。
同店のメニュー表は、手書きで毎日書き替えられる。「季節の素材を味わってもらうため、メニューはすべて日替わり」だという。刺し身などの魚料理や、店名にもあるおばんざい(総菜)の大鉢に力を入れているという。おばんざいは10種前後、日本酒は常時10~12種を用意する。
料理を盛りつける器にもこだわりを見せる。既製品の陶器ではイメージに合う器がなかったため、一部を山本さんとスタッフで自作した。
おばんざいメニューの例は、「里芋のバター醤油(しょうゆ)焼」「赤貝の煮付け」「自家製ポテトサラダ」「ブロッコリーとエリンギのアーリオオーリオ」(以上380円)など。その他「刺身三種盛」(780円)、「まぐろ脳天」「まぐろホホ肉」(以上400円)、「アボカドと鮮魚のディップ仕立て」(450円)、「釜揚げしらすおろしポン酢」(280円)、「四万十鶏もも肉のタタキ」(580円)など(以上、税別)。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、夜=17時~24時。日曜・祝日定休。