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御堂筋そぞろ歩きアート展 関西ゆかりの作家作品、26カ所に70点

「御堂筋そぞろ歩きアート展」のチラシ

「御堂筋そぞろ歩きアート展」のチラシ

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 大阪の阪急百貨店から南船場あたりまでの御堂筋周辺で現在、「御堂筋そぞろ歩きアート展」が開催されている。主催はアートコネクト実行委員会(大阪市北区)。

大阪府指定無形文化財の鍛鉄花器

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 主に関西在住の作家らによる工芸や現代美術の作品を約70点、御堂筋沿道の企業や神社、寺など26カ所で展示している。特に淀屋橋から本町にかけては17カ所と集中しており、普段は立ち寄ることのないオフィスビルの入り口などで間近に芸術を堪能できる機会になっている。本町ガーデンシティ(中央区本町3)や北御堂(同区本町4)などでは休日も鑑賞できる。

 同委員会の國米(こくまい)さんは「作品には、江戸時代から独特の文化や芸術が発展していた大阪を再発見してもらいたいとの願いがこめられている。昔の御堂筋の文化を感じるきっかけにしてもらえれば。御堂筋を楽しむようにそぞろ歩いてほしい」と呼び掛ける。

 金属工芸の三好正豊さんの大阪府指定無形文化財にもなっている鍛鉄花器や、抽象絵画の橋本清さん、水彩画の池田和幸さん、染め絵の前田寛太郎さんなど、著名な作家の作品が並ぶ。この日、カメラを持って鑑賞いた人は「ゆっくり御堂筋を歩くことがないので、作品を見ながらぶらぶら歩くのもいい」とほほ笑む。

 6月30日まで。

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