船場エリアに本社を置く食品メーカー「大塚食品」(大阪市中央区大手通3)の製品「シンビーノ ジャワティストレート」が3月19日、優れたガラス製ボトルを表彰するコンテスト「ガラスびんアワード2013」で最優秀賞を受賞した。
日本ガラスびん協会(東京都新宿区)が主催する同コンテスト。10回目を迎える今回は、155エントリー・295本のガラス製ボトルを対象に実施。マルチタレントのリリー・フランキーさんとフリーアナウンサー・富永美樹さんの2人が審査に当たった。
審査では、「機能性」「環境性」「デザイン性」の3指標を主に評価。「ガラス瓶の持つ力強さを再認識した商品」(フランキーさんら)として、同社のロングセラー商品で無糖・無香料のストレートティー「シンビーノ ジャワティストレート ホワイト」「同レッド」(いずれも375ミリリットル入り)を最優秀賞に選んだ。
審査結果を受け、同商品の開発にボトルデザインへのアドバイスで携わったソムリエ・山本真也さんは「ストレートティーが持つ色が美しく見えるシンプルさやテーブルの上に置いても邪魔にならない大きさ、(棚などに)ディスプレ-することを想定した高級感などについてアドバイスした」と説明。ガラスの厚みは「透明感を出すために可能な限り薄くしている」(大塚食品担当者)という。
同コンテストでは、最優秀賞のほか機能優秀賞(1点)、環境優秀賞(同)、デザイン優秀賞(同)、リリー・フランキー賞・富永美樹賞(各1点)、日本ガラスびん協会特別賞(2点)も選定。同日、東京都内で授賞式が行われた。