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阿波座にカレー店「いっぺこっぺ」 東京のとんかつ店が展開、関西は1号店

店長の兵頭勇児さん

店長の兵頭勇児さん

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 カレー店「いっぺこっぺ 阿波座店」(大阪市西区靱本町3、TEL 06-7650-9821)が10月27日、大阪・阿波座にオープンした。

肉はとろける食感という「特上ロースカツ」

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 席数は13席。同ブランドは東京・蒲田に本店があるとんかつ店「とんかつ檍(あおき)」のカレー業態店で、阿波座店はフランチャイズ加盟店としてオープンした。同店の創業者は鹿児島県出身で「いっぺこっぺ」は鹿児島の方言という。意味は「たくさん」や「あちらこちら」といい、店長の兵頭勇児さんは「あちこちでたくさん、店の味を楽しんでほしいという思いがある」と説明する。

 メニューはカツカレーと定食。とんかつは昼は三元豚、夜は茨城県のブランド豚「ぶな豚」を使う。「カレーは店内で一日かけて仕込み、一晩寝かせて出している。さらっとしたルーで、最初は野菜から出た甘みがあり、後からスパイスの辛さが追いかけてくる」と説明する。昼はとんかつカレーランチととんかつ定食(以上1,200円)、夜はロースカツカレーとロースカツ定食(以上1,400円)が人気という。「肉の薬味にはナマック岩塩を試してほしい。硫黄の香りがする癖のある味だが、豚の脂のうまみを引き立てる」と話す。

 来店客から「東京の店でも食べたことがある」と声をかけられることがあるという兵頭さん。「阿波座店は関西1号店。いっぺこっぺの名の通り、関西でもあちらこちらにたくさん出店できたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、昼=11時~15時、夜=17時~20時。月曜定休。

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