持続可能なまちづくりの可能性を検証する実証実験「Smart Camp Lab.(スマートキャンプラボ)」が10月7日から大阪・本町で行われる。
主催は竹中工務店。建築などの不動産と、キッチンカーなどの可動産を組み合わせることで新たなビジネスを創出し、まちの魅力を高めることを目指す。2022年に始まり4回目。今年の会期は9月16~18日、10月7日~9日、10月24日~27日。
出店している飲食店や物販店は主に本町や淀屋橋、北浜の店。10月7日~9日はダイニングレストラン「ベジブル・キッチン」、「パンカラト ブーランジェリーカフェ」、堺市の「イコロバカフェテラス」が出店。10月24日~27日は「おおきにコーヒー」「フルーツカフェひかり」、インド・ネパール料理店「マナカマナ」、中華料理店「ごま中華 喜界星」などが出店する。会場では可動産として組み替え可能な木製家具を店舗に活用する。バスで会場と扇町ミュージアムキューブをつなぎ、映画を鑑賞する企画もあるという。
企画の背景について、スマートコミュニティ本部の大西卓さんは「パンデミックの経験や、今後見込まれる人口の減少などを踏まえ、社会情勢の変化に柔軟に対応できるまちづくりが必要と感じた」と説明。「10月は涼しくなって外が気持ちいい季節。キャンプに行くようにワクワク楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。