大阪・北浜の「平野町小路」内に缶詰バー「缶+(カンプラス)」(大阪市中央区平野町2、TEL 06-4708-6380)がオープンして半年がたった。
「お酒が飲めるお店を考えた時に、いろいろな缶詰を提供することを思いついた」と店主の前更真由美さん。店名の「缶プラス」は、「缶詰とプラスそれ以外の物」を意味するという。揚げ物や馬刺しのほか、缶詰を使ったピザなどのアレンジメニューも提供している。店舗面積は13坪。席数はカウンター8席、座敷10席。
スーパーや百貨店で売られている定番の缶詰のほか、珍しい商品や変わったパッケージの商品など全100種類の缶詰をそろえる。中にはフランス産やスペイン産など海外の缶詰も。価格は1缶300円~1,600円。
「だし巻き」や「たこ」の缶詰は食べやすいと客に好評で、「やきとり」など味が想像できる商品はもとより、ほとんどの客が食べたことのない物珍しい商品を注文するという。前更さんは「『蜂の子』など食べたことのない缶詰は、開ける瞬間の楽しみもある。お客さまの多くは、同じ缶詰を続けて頼まず別のものを試される。5人で30缶以上開けたお客さまもいる」と話す。
「缶詰というと立ち飲みのイメージがあるが、先入観なしで立ち寄ってほしい。今後もおいしくて開ける楽しみのある缶詰を提供していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は17時30分~23時。日曜・祝日定休。