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淀屋橋に「ザブトン」型ケーキ看板のパティスリー 贈答用焼き菓子にも注力

広報担当の立石雅子さん。店内からは中之島公会堂が見渡せる

広報担当の立石雅子さん。店内からは中之島公会堂が見渡せる

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 パティスリー「Masahiko Ozumi Paris(マサヒコオズミ パリ)」(大阪市中央区北浜3、TEL 06-6210-1572)が10月7日、大阪・淀屋橋にオープンした。

看板メニューの「ザブトンモンブラン」と新商品の「クッションモンブラン」

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 店主でパティシエの小住匡彦さんは大学の建築学科を卒業後、仏・パリの製菓学校に入学。同地のパティスリーやホテルなどで勤務した後、帰国して大阪のパティスリーで勤めていたという。2022年6月に独立し、天満橋に本店をオープンした。淀屋橋店は3店舗目になる。

 看板商品は「ザブトンモンブラン」と呼ぶニットのような見た目のケーキ。3Dプリンターを使いシリコン型で作るという。「学生時代に学んだCADの技術が生かせた」と小住さん。「ザブトンモンブランは和の見た目で中は洋の素材を使っている。淀屋橋店ではクッションモンブランと名付け、洋風の見た目で中はユズや抹茶など和の素材を使ったケーキも新たに提供する」と話す。ビジネス街という立地から、贈答用の焼き菓子の販売にも力を入れるという。

 独立時は淀屋橋に出店を希望していたという。「独立前、各地で催事出店をしたが淀屋橋が一番反応がよかった。出店したかったが、まだ実績がないことから難しかった」と小住さん。「ここに出店できるのが感慨深い。今後の目標はカフェの展開やパリでの出店。いつかはパティシエとしてミシュランの星を取れたら」と意欲を見せる。

 営業時間は9時~20時。日曜定休。

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