カフェ「米と蜜」(TEL 06-6926-8624)が6月24日、大阪・本町にオープンした。
店舗面積は20坪。席数は20席。看板メニューはおにぎりとあんみつで、1階はテイクアウト販売所、2階はイートインスペースとして営業する。
店主の安井恭平さんは18年飲食業界で勤務し、カフェの立ち上げやマネジメントに携わってきたという。「米は毎日食べる人が多く誰からも好かれる食材。あんみつは昔からある日本らしいスイーツ。日本食の良さを伝えたいと思いこの業態を考えた」と安井さん。
米は契約農家から取り寄せた丹波産コシヒカリを使う。「10種類ほどの銘柄を試食して決めた。香りがよくモッチリしながらも歯切れがよくおにぎりにぴったりの米」と自信を見せる。ランチタイムは、塩むすび2個に5種類の総菜、みそ汁を付けた「おにぎりプレート」(1,200円)が一番人気という。
特製あんみつ(980円)は、あんにアイスクリーム、寒天やフルーツを盛り付ける。安井さんは「寒天にこだわった。自家製で、固すぎずわらび餅のような食感を残している」と話す。皮を米粉で作り、焼きたてで提供するという「どらやき」はプレーンタイプ(380円)と「レモン」、「紅茶とリンゴのどらやき」(580円)の3種類そろえる。
オープン前は店の前で餅つきをして300人に振る舞った。安井さんは「お客さまの声を取り入れて店づくりをしたい。本町で長く愛される店になれたら」と意欲を見せる。
営業時間は8時~18時。休業日はSNSで公開している。