居酒屋「真庭スタンドしげとう」(大阪市中央区淡路町2、TEL 06-6926-8678)が10月23日、大阪・北浜にオープンした。
店舗面積は12坪で、席数は24席。店主の重藤哲久さんは6月末まで堺筋本町で居酒屋を23年経営。店舗の老朽化から移転オープンしたという。
看板メニューはセルフで料理を盛り付けてもらう「おばんざい3種」(500円)。ホウレンソウのおひたしやヒジキの煮物などを12種類用意し、客は仕切りのある皿に好きなだけ取り分けることができる。各種そろえる一品料理の中では、「ギョーザ中学」(450円)と名付けたギョーザが創業時から人気という。「ニンニク抜きで刺激が少ないため、中学生でも食べやすいと思って付けた名前。神戸風にみそだれを付けて食べる」と説明する。酒はフルーツをホワイトリカーに漬け込み、水や炭酸で割るオリジナルの酒「デトックス酒」(500円)が女性に人気という。
ランチは3種類で、「イクラしらす丼」と「お刺身定食」(以上1,000円)が定番。副菜は夜のおばんざいメニューと同様に、大鉢からセルフで好きなだけ盛り付けてもらう。
移転前の店は外国人旅行者の利用が多かったという。重藤さんは「おばんざい料理で日本の良さを伝えたい。おばんざいビュッフェがメインの新たな店が出せたら」と意欲を見せる。
営業時間は、11時30分~13時30分、17時~23時30分。日曜定休。