大阪・阿波座のラーメン店「麺匠さくら咲く」（大阪市西区靱本町3、TEL 06-6225-3609）が、昨年9月1日のオープンから半年がたった。

看板商品「桜花塩らぁめん」を手に持つ大端さん

　店主の大端絵里香さんは、かつてアイドルとして活動していた経歴を持ち、ラーメン店での修行を経て開業した今も、度々テレビで取り上げられるなど話題を集めている。女性や家族連れでも食べやすいラーメンをコンセプトに、ラーメン激戦区で勝負を挑む。席数は22席。

　「女性らしい細やかな気配りを目指し、スタッフは全員女性。和服をアレンジしたスタッフの制服は、海外からのお客さまにも好評。モデル活動をするスタッフもおり、自立する女性を応援したい」と大端さん。

　メニューの新開発にも力を入れ、毎週木曜には「激辛らぁめん」や「鯛らぁめん」など変わり種ラーメンを限定販売する。バレンタインデーには限定の「チョコらぁめん」が完売するなど、早くも常連客に好評を得ているという。4月からは週替わりでスタッフが考えたラーメンを販売し、客に投票してもらう企画を予定している。

　大端さんは「女性だけで運営していると驚かれることも多いが、店名の桜のように『花』を咲かせたい。味にもこだわり、スープを常に進化させるために日々工夫を続けている。将来はフランチャイズ展開や海外進出するのが夢」と意気込む。

　メニューは「桜花塩らぁめん」（750円）、「鶏白湯らぁめん」（840円）、「桜醤油らぁめん」（780円）、「からあげ」（300円）、「お子さまセット」（500円）など。

　営業時間は、11時～15時、18時～21時。