「焼き鳥居酒屋 大蔵」（大阪府大阪市中央区船場中央2、TEL 06-6121-2703）が10月10日、大阪・堺筋本町の船場センタービル2号館にオープンした。

イチゴのソースをかけて食べるカマンベールフライ

　店舗面積は約30坪で、席数は30席。店主の檜作美小夜さんは住之江と堺で40年焼き鳥店を経営していたという。料理長の岡田隆志さんは住之江の店の常連で、大蔵の前にテナントだった居酒屋で料理長をしていたと明かす。6月に同店が閉店したことを機に、檜作さんが同じ場所で大蔵をオープン。岡田さんを料理長として招いたとも。

　焼き鳥は11種類用意。檜作さんの娘の高野ゆかりさんは「たれはしょうゆやみりん、鶏ガラなどを水なしで8～10時間炊いて煮詰めた秘伝の味」と説明する。串はせせりや手作りのつくね（以上2本＝240円）が人気だという。「一品料理は、唐揚げのように衣をスパイシーに揚げた山芋スティック（530円）がお薦め。女性にはイチゴのソースがかかったカマンベールフライ（630円）がよく出る」とも。

　ランチは定番3種類と入れ替わりのある限定メニュー6種類を用意する。高野さんは「定番で人気があるのは煮込みハンバーグ（750円）。限定メニューはサンマの焼き魚、しらす丼などを出している」と話す。

　客は近隣の会社員が多いという同店。高野さんは「店の認知を広げたい。万博が近いので、海外からのお客さまも迎えることができたら」と意欲を見せる。

　営業時間は、11時～2時、16時～22時30分。日曜・祝日定休。