スイーツ店「中島大祥堂淀屋橋店」(大阪市中央区北浜3、TEL 06-6926-8152)が大阪・淀屋橋にオープンして間もなく1カ月になる。
店舗面積は約25坪で、オープンは7月12日。本店は兵庫県丹波市にあり、丹波産の栗や黒豆、アズキなどを使ったスイーツを提供する。店内には14席のカフェスペースを設ける。
カフェスペースでは「丹波栗のしぼりたてモンブラン」(1,650円)が人気という。経営管理本部部長の稲田久枝さんは「丹波栗は香りも味も濃い。素材の風味を引き出せるよう砂糖の配合にこだわった」と明かす。今の時期はかき氷もよく出るといい、丹波栗の渋皮煮をトッピングした「丹波栗とキャラメル」(1,320円)と「丹波大納言小豆と宇治抹茶」(1,100円)の2種類を用意する。
テイクアウト商品は「ビジネス街にあるためか法人需要が大きい」と稲田さん。生菓子・焼き菓子をそろえるほか、淀屋橋店限定でカヌレ(162円・194円)を用意する。
丹波本店はかやぶき屋根の古民家でカフェとパティスリーを併設。遠方からの来店客も多いという。稲田さんは「お客さまが来店しやすい都心部で、本店の世界観をそのまま感じてほしかった」と開店の経緯を説明。「今後も丹波の名産品を取り入れて商品開発したい。くつろげる店作りでお客さまに楽しんでもらえたら」と意欲を見せる。
営業時間は10時~19時。