「カフェ タレス(CAFE TALES)」(大阪市中央区久太郎町2、TEL 06-4256-1808)が10月7日、大阪・本町にオープンして3周年を迎える。
店舗面積は8坪で、席数は10席。コロンビア産のスペシャルティコーヒーを提供する。店主の村上裕也さんはコロンビア人の幼なじみがいるといい、友人が同国のコーヒー豆を扱う商社に勤めたことがオープンのきっかけになったという。村上さんは「自分がいつか独立開業をしたかったこと、コロンビアの豆を広めたいという友人の思いが開業につながった」とオープンの背景を明かす。
コーヒー豆はコロンビアから生豆を取り寄せ、店内で焙煎(ばいせん)する。店内で提供するコーヒー(380円~)は10種類以上。村上さんは「一つの国の中でも品種や加工法、収穫場所の標高によっても味が違いバラエティ豊か」と力を込める。「豆の品質向上に取り組んでいる農園の姿を伝えたい」と言い、店頭で販売する豆には農園主の写真とメッセージをプリントしたカードを添える。スイーツは手作りで、バスクチーズケーキ(580円)が人気という。
3年を振り返り、「初めてお客さまにおいしいと言われたときの感動が忘れられない」と笑顔を見せる村上さん。「スタッフとお客さま、お客さま同士の距離が近いリラックスできる空間でありたい。今後は海外にも進出してたくさんの人とつながることができたら」と意欲を見せる。
営業時間は9時~18時。日曜定休。