大阪肥後橋のギャラリー「展現舎(てんげんしゃ)」(大阪市西区江戸堀1)で1月17日、若手女性作家のイラスト展「思食期ガールズ」が始まり、初日から多くのファンが集まった。
同展のテーマは「中学生から高校生までの勉強や恋愛など悩み多き思春期だが、花より団子というように食い気が勝ってしまう、そんな10代の揺れ動く気持ち『お菓子と女子』」。睦月さん、HINAKOさん、紺野真弓さんなど、高校生や専門学校生、社会人の作家15人の作品50点を販売・展示している。
同ギャラリーは若手女性作家専門に独自路線でポップな作品を紹介する企画画廊。代表の山本さんは「今までは『アートは知識がないと語れない』というギャラリーが多かったが、最近はマンガやゲームでなじみのある画風で若い人にも受け入れてもらいやすい作品をつくる若い作家が増えた。そんな新進作家の発表の場を提供できれば」と話す。
同展では、油彩、アクリル、透明水彩、コピックなどの画材を使用した作品が並ぶ。すでにファンが「お買い上げ」している作品も多いという。「アニメLOVEな女子」の作家たちに呼びかけてつくる作品展は、今後もいろいろなテーマでの開催を予定しているという。
開催時間は12時~19時。観覧無料。月曜定休。2月1日まで。