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大阪・本町にカフェバー 副業から本業に 客に最適な豆選びコーヒーを提案

店の前に立つ代表のタイスンさん

店の前に立つ代表のタイスンさん

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 カフェバー「dripclassic(ドリップクラシック)」(大阪市中央区久太郎町2、TEL 090-6557-4006)が大阪・本町にオープンしてから2カ月がたった。

生クリームを乗せ、チョコレートとチョコチップをかけたカフェモカ

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 店舗面積は約4坪、席数は10席。代表のタイスンさんは、20年前からカフェや喫茶店を巡る中で、「半分ぐらいの確率で好みでない味のコーヒーに出合うようになった」と明かす。違和感をきっかけに自分でコーヒーをいれる楽しさに目覚め、友人が主催するイベントへの出店などを経験。2021年、会社勤めの傍ら、副業で四ツ橋のビル3階にカフェバーを開業した。10カ月目の2022年1月11日に脱サラし、現在の店舗に移転オープンした。

 同店のコーヒー(500円)は、タイスンさんが客に好みを尋ね、使う豆の産地や分量、濃さを変えて1杯ずつ抽出。コーヒー豆は全12種類を用意する。豆の組み合わせで、それぞれ5段階の苦味と酸味、3段階の濃さ、「フルーティー」「スモーキー」「スパイシー」など5種類のフレーバーに対応。会話をヒントに、最適な種類の豆を選ぶという。カフェモカ(600円)はコーヒーに次いで約半数の人が注文するメニューで、特に近隣で働く20~30代の女性から人気という。現在は8割以上がテイクアウトでの利用客だと明かす。

 カフェで働く人やコーヒーサークルを立ち上げた学生など、コーヒー好きの客もよく訪れるという同店。一人一人に合わせて味をカスタマイズするコーヒーを通して「お客様が喜ぶだけでなく、うちで働くことで、コーヒー好きの人に活躍の場を提供できる」とタイスンさんは力を込める。今後は「法人化も視野に入れ、事業を拡大していきたい」とも。

 営業時間は11時~24時(土曜・日曜・祝日は12時から)。

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