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北浜のうどん居酒屋が10周年 働く人の「憩いの場」、川沿いにテラス席も

カウンターの中に立つ店主の木下さん

カウンターの中に立つ店主の木下さん

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 うどん居酒屋「酒処麺処(さけどころめんどころ)きのした」(大阪市中央区北浜2、TEL 06-6226-1096)が大阪・北浜にオープンして10周年を迎えた。

釜玉うどんも付く「大山鶏南蛮」の定食

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 店舗面積は約30坪、席数は65席。店主の木下壮二さんは約15年前、堺筋本町に同店の前身となる店「壮ちゃん」を開店。土佐堀川沿いにテラス席を作れる店舗ができることを知り「ぜひやってみたい」と考えたという。2011(平成23)年12月1日、屋号を変え北浜に移転オープンした。

 昼は15種類の定食メニューと、うどんや丼、カレーなどの単品メニューを用意する。定食メニューにはだしうどんか釜玉うどんを付ける。中でも「大山鶏南蛮」(780円)と「寒ぶり丼」(870円)はよく注文が入ると木下さんは明かす。夜はコース料理や単品の居酒屋メニューを提供する。来店客の7~8割は「ちょい飲みおまかせセット」(飲み放題付き、2,500円~)や「おまかせコース」(2,400円)、鍋などのコース料理をオーダーするという。

 10年を振り返り、近隣にカフェなど女性向けの店が増える中、同店は「サラリーマンの憩いの場になっている」と話す木下さん。コロナ禍以降はテラス席を希望する客が増え、寒さが厳しい時期でも利用する人がいるという。木下さんは原料高なども背景に「『変わらないこと』が一番難しいが、転嫁せず変わらず頑張っていけたら」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時(営業時間は時短要請に従う)。日曜・祝日定休。

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