12月1日、大阪市で「お買い物応援キャンペーン」が始まった。
同キャンペーンは、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けた店舗を支援する経済施策。大阪市内の飲食店・宿泊施設以外の事業者で、「感染防止宣言ステッカー(ゴールドステッカー)」取得などの条件を満たす店舗が対象になる。買い物の支払いはキャッシュレス決済の「d払い」か「au PAY」で、1回の買い物につき利用額の最大20%、上限3,000円がポイントで還元される。経済支援のほか、新しい生活様式に対応した店舗の利用促進やキャッシュレス決済の普及等を目的にするという。
大阪市は11月29日から専用サイトで対象店舗を公開。コンビニやドラッグストア、スーパーなどの小売店のほか、美容院やスポーツクラブなどのサービス業も対象になる。
出産・育児用品販売会社の「赤ちゃん本舗」(大阪市中央区南本町3)広報部・岩永優美さんは「よりお得にお買い物いただける魅力的なキャンペーン」といい、「子育てに奮闘される方に、より多く利用いただけたら」と力を込める。
ストレッチと体幹トレーニングの店「パーフェクトストレッチ大阪船場店」(中央区南本町1)の店長、其田廉さんは「8・9月の来店者はコロナ前の半分くらいだったが、徐々に客足が戻ってきた」と明かし、キャンペーンは店を知ってもらえるいいきっかけと笑顔を見せる。「テレワークで体がかたまったというお客さんも多い。このキャンペーンを利用して、疲れにくい体づくりをしてもらえたら」と呼び掛ける。
31日まで。